中国語教室学楽では、中国語の学習と日中文化交流を目的としたハルピン文化交流旅行を毎年実施しております。関西国際空港からの直行便でハルピンへ向かい、現地では最高級のホテルに滞在します。哈尓浜の東北林業大学では書道や水墨画を通じ、大学の師範や学生たちと中国語による日中文化交流を図ります。
また、ハルピン市街の観光や、薬膳料理・哈尓浜春餅・火鍋といった中華料理を存分に楽しみながら、中国語と中国文化に触れる機会を設けます。
2014年度ハルピン文化交流旅行
2014年度ハルピン文化交流旅行は5月27日~31日までの5日間に渡り実施いたしました。関西国際空港からの直行便でハルピンに向かいます。
今回滞在したハルピン随一の5つ星ホテル、華旗飯店です。
さっそく学楽代表 小瀬の親族を交え、日中友好を深める歓迎食事会が始まりました。中国東北部独特の中華料理を楽しみながら、中国語による民間交流を図ります。
二日目 ハルピン市街散策 聖ソフィア大聖堂
ハルピン文化交流旅行2日目は、松花江や聖ソフィア大聖堂など、ハルピン市街を散策します。
まずは未だに洋風建築が残るハルピンの繁華街、中央大街へ向かいます。
中央大街はモダンな石畳が残るハルピン随一の繁華街、ハルピン市民の憩いの場でもあります。
中央大街には有名ブランドの店舗が多数並ぶ中、未だに1922年製の洋風建築も残っています。
ロシア料理店です。往年の国際都市ハルピンには、このようなお店がたくさん残っています。
中央大街をしばらく歩くと、ハルピンを貫く大河、松花江が見えてきます。岸辺にはハルピン市民が集い、悠々と流れる松花江を見ながら思い思いの時間を過ごします。
続いて、ハルピンに残るロシアの史跡、聖ソフィア大聖堂へ向かいます。
聖ソフィア大聖堂の内部は荘厳なキリスト教の装飾が当時のままで残り、フロア全体が満州国時代の建築物やロシア文化を紹介する博物館になっています。
今夜も歓迎食事会です。中国語を使って楽しく会話しながら民間交流を図ります。
三日目 東北林業大学 中日民間友好交流
三日目は今回のハルピン文化交流旅行の目玉、東北林業大学訪問と、中国人師範や学生との中日民間友好交流です。書道や水墨画を通じ、今まで学んだ中国語を用いて、大学の師範や日本語学科の学生たちと中日民間友好交流を図ります。
まずはお互い中国語で自己紹介。今まで中国語を学んできた成果を発揮します。
書家の師範が見事な筆さばきを披露します。漢字は日中共通なので、すぐに意味が理解できます。
こちらは中国絵画です。中国には「詩画一如」、「書画同源」という伝統的な考え方があり、書と絵画は文化人の基礎的素養として同一に扱われます。
師範や学生を交え、中国語で交流します。中国語教室 学楽では、ただ中国語を学んでもらうだけでなく、学んだ中国語を生かして民間の草の根交流の一端を担う人材を育てるという考え方を基に、このような文化交流の機会を設けています。
完成した書を披露します。さすが大学の師範だけあって、どの作品もすばらしい出来栄えです。
最後に記念撮影。短い時間でしたが、今まで学んできた中国語を生かした交流ができました。
空いた時間で書店を訪問。ハルピンは中国東北部随一の学園都市だけあって、書店は大きく在庫も充実しています。中国語学習用の資料や参考書をたくさん買い込みます。
中国骨董のお店にも立ち寄ります。磁器や玉・彫刻品などの中国名産品がたくさんありました。
今夜も日中友好歓迎食事会です。中国式の歓待で、食べきれないほどの料理がテーブルに並びます。心尽くしの歓迎と美味しい中華料理でお酒も進み、楽しい時間が過ぎていきます。
四日目 松花江 太陽島とロシア物産店
ハルピン滞在最終日は、松花江の中洲にある緑豊かな公園、太陽島を訪問します。
太陽島と松花江の対岸を結ぶロープウェイに乗ってみました。
松花江ロープウェイの上からは、ハルピン市民の憩いの場、緑豊かな太陽島が一望できます。
松花江の上から眺めると、ビルが建ち並び発展を続けるハルピン市街の様子がよくわかります。
昼食は薬膳料理のお店へ。「医食同源」中国ならでは、中国粥だけでもこれだけの種類があります。
続いてロシア物産店へ。ロシア製ウォッカやレーニン像などの置物・絵画が並びます。
ロシア名物といえば、やはりマトリョーシカ人形ですよね。大きなサイズから小さなもの、変わったデザインのものまで、いろいろなマトリョーシカ人形が揃っています。
ハルピン最後の夜を迎え、感謝の言葉を中国語で伝えます。盛りだくさんの行事と美味しい東北料理、心尽くしのもてなしを受け、あっという間に楽しい時間が過ぎて行きました。